東光高岳技報 No.12 2025

スマートファクトリー化への取り組み
先進工場技術検証室の紹介

1概要

当社におけるDX戦略の一環として,スマートファクトリー化のさらなる推進のため,図1にある5つの技術検証カテゴリーを設定した。これらの内容を調査・検証する活動の場として,先進工場技術検証室(通称スマラボ)を2025年4月に立ち上げた。

図1 スマートファクトリー化に向けた技術検証カテゴリー

2活動内容

AIや画像処理機器を導入することで製品の不良や傷を判断したり,各種シミュレーションソフトを導入することで工場のラインを実際に構築する前にコンピューター上で検証するなど,積極的な技術検証を通じて先進技術の導入を推進していく。また模擬的な自動生産設備を製作し,自動組立や自動搬送の技術検証を実施できる体制を構築していく。

設備・ツール・ソフト等,実際に触れる機会を作り,社員が意欲的にDXを推し進められる場として活動していく。このような活動を通じて,お客様により品質の高い製品を提供していきたい。

(a)蓮田事業所メンバー
(b)小山事業所メンバー
図2 スマラボメンバー
■語句説明

注1) i-Reporter:現場帳票システム。既存の帳票をそのままのフォーマットで電子化できるツール。詳細は,株式会社ミントウェーブまでお問い合わせください。
https://www.mintwave.co.jp/i-reporter/

DXカイゼン推進本部

お問い合わせはこちら
お問い合わせ
製品・サービスに関する資料はこちら
資料ダウンロード
ページの先頭に戻る