R&D Report
研究開発
東光高岳は、より安全で環境に優しい電力インフラを構築するために、多様な研究開発に取り組み続けています。日本の電力網を支える製品・技術から、スマートグリッド社会を実現する次世代技術への取り組みまでを、研究開発エピソードや技報を通してご紹介します。
-
インタビュー 2022.05.23電気自動車用大容量マルチアウトレット急速充電器
-
インタビュー 2022.01.13次世代ナノ結晶軟磁性材料の変圧器鉄心への適用
-
インタビュー 2021.10.04発電所用自立形ガス絶縁計器用変圧器 屋外用分割形変流器のラインアップ拡充
-
インタビュー 2021.07.07IEC61850対応の デジタル変電所向け監視制御システム、 配電用変電所遠方監視制御装置
-
インタビュー 2021.04.07エポキシモールド機器のライフサイクル全体にわたる環境配慮技術
-
インタビュー 2021.01.12風力発電設備用雷電流計測装置
-
インタビュー 2020.10.01エポキシモールド機器の構造および成形プロセスの最適化に向けた解析評価技術
-
インタビュー 2020.07.01AIを活用した画像認識技術への取り組み~機器情報の読み取り手法について~
-
インタビュー 2020.04.14変圧器巻線の油浸要素モデルによる雷インパルス絶縁特性の評価方法の検討
-
インタビュー 2020.01.10断路器の耐震性向上に向けた地震被害メカニズムの解明
-
インタビュー 2019.10.04油中ガスセンサを用いた変圧器異常診断および劣化診断技術
-
インタビュー 2019.08.19電気・ガス・水道・熱量の共同検針を可能にする自動検針システムの開発
-
インタビュー 2019.04.10エネルギーリソースのメーカーや機種に依存しないディマンドリスポンス制御装置の開発
-
インタビュー 2019.01.08IEDを活用した自動開閉器用遠方制御器の開発
-
インタビュー 2018.10.01半導体パッケージの熱変形検査技術
-
インタビュー 2018.07.02EV用パワーコンディショナ(V2H)の開発
-
インタビュー 2018.04.05エコ.Web5LiteG
-
インタビュー 2018.02.28パームヤシ脂肪酸エステルを用いた変圧器絶縁油のレトロフィリングに関する検討
-
インタビュー 2017.09.01携帯通信システムの開発
-
インタビュー 2017.04.03再生可能エネルギーによる安定的な 電力インフラを構築する
-
インタビュー 2017.04.03エポキシモールド機器の最適設計に向けた 応力緩和解析
-
インタビュー 2017.04.03電力用モールド機器向け 植物由来エポキシ樹脂の開発
-
インタビュー 2022.05.23
- 電気自動車用大容量マルチアウトレット急速充電器
- 政府は、2020年の10月「2050年カーボンニュートラル」を宣言。これを実行するために2035年までに新車販売で電気自動車(EV)を始めとする電動車の割合を100%とすることになっています。しかし、現在のところ、EVの充電設備はガソリンスタンドと比べるとはるかに少ない状態。特に長距離移動では絶えずバッテリー切れの心配が付きまといます。そこで東光高岳では、1台で同時に2台のEVに急速充電ができる充電器を開発。充電ストレスのない、新時代のEV充電インフラを提案します。
-
インタビュー 2022.01.13
- 次世代ナノ結晶軟磁性材料の変圧器鉄心への適用
- 変圧器は、変電所から送られてきた高い電圧の電気を家庭用の電圧に変換するものです。しかし、この変換時に電気のロスが発生してしまうため、いかにそのロスを抑えるかが大きな課題となっています。その課題に取り組むためにいま注目されているのが、次世代ナノ結晶軟磁性材料「NANOMET®」。この材料を使ってよりロスの少ない変圧器を生み出そうと、東光高岳の3人の技術者が開発に取り組んでいます。
-
インタビュー 2021.10.04
- 発電所用自立形ガス絶縁計器用変圧器 屋外用分割形変流器のラインアップ拡充
- 2020年4月より実施された「発送電分離」により、電気を需要家に送る際に発電所、変電所に計量器を設置することが義務付けられました。しかし、従来の設備に新たに追加設備を設置するのは、コストやスペースの面でいくつもの課題があります。そこで、東光高岳では送配電を担うお客さまのニーズに応えながら、さまざまな計量器の開発・提供を行っています。
-
インタビュー 2021.07.07
- IEC61850対応の デジタル変電所向け監視制御システム、 配電用変電所遠方監視制御装置
- 近年の電力自由化への動きにともなって、電力供給はさらに高い信頼性と効率性が求められてきています。また、通信や金融・交通などのシステムがますます電力に依存する中で、停電によるさまざまな社会インフラへの影響も、回避もしくは迅速な復旧がこれまで以上に求められています。そのようなさまざまな課題を回避するために、東光高岳では、デジタル変電所に対応した、国際標準規格IEC61850準拠の監視制御システムを開発・提供しています。開発に取り組む3人の技術者にスポットをあてました。
-
インタビュー 2021.04.07
- エポキシモールド機器のライフサイクル全体にわたる環境配慮技術
- 脱炭素社会を目指すうえでは、製造から廃棄・リサイクルまでのトータルな視点が重要です。東光高岳は、エポキシモールド機器の開発において、ライフサイクル全体の環境配慮技術を確立しようとしています。作るところから使用するシーン、最後に廃棄し、リサイクルするまでの全ライフサイクルを総合的に「低炭素化」する取り組みに、いま二人の技術者が情熱を注いでいます。
-
インタビュー 2021.01.12
- 風力発電設備用雷電流計測装置
- 2040年に風力発電設備の導入量は15倍以上になると見込まれています。風車の大型化に伴い受雷頻度が増加している現状を踏まえ、雷被害再発防止対策に貢献する風力発電設備用雷電流計測装置の機能アップを図りましたので、ご紹介します。
-
インタビュー 2020.10.01
- エポキシモールド機器の構造および成形プロセスの最適化に向けた解析評価技術
- エポキシ樹脂は、電気絶縁特性や機械的強度に優れており、当社製品の絶縁媒体としても使用しています。当社が取り組む、エポキシ樹脂を使用した機器の樹脂成形プロセスで生ずる残留応力を考慮し、機械的強度を予測して評価できるようにすることで、より効率的な製品開発に貢献する研究をご紹介します。
-
インタビュー 2020.07.01
- AIを活用した画像認識技術への取り組み~機器情報の読み取り手法について~
- 業務効率化の実現や、これまでにない製品・サービスの開発のために、AI(人工知能)が注目を集めています。製品の管理業務効率化に向けた、AIを活用した画像認識技術への取り組みについてご紹介します。
-
インタビュー 2020.04.14
- 変圧器巻線の油浸要素モデルによる雷インパルス絶縁特性の評価方法の検討
- 油入変圧器の絶縁特性に関して、よりいっそうの合理化を図るための研究に取り組んでいます。絶縁の合理化を図ることで、高い信頼性を維持・向上しつつ、コストダウンやコンパクト化につなげることを志向しています。この絶縁特性の合理化に向けた取り組みについてご紹介します。
-
インタビュー 2020.01.10
- 断路器の耐震性向上に向けた地震被害メカニズムの解明
- 地震による断路器損壊のメカニズムの解明結果に基づき、耐震性能を大幅に向上させ、巨大地震に対しても十分な耐久性を持つダンパーの開発に成功しました。大規模な地震災害から断路器および電力インフラを守り、安定的な電力供給に貢献する新たな技術についてご紹介します。
-
インタビュー 2019.10.04
- 油中ガスセンサを用いた変圧器異常診断および劣化診断技術
- 油中ガスや油温、油中水分を連続で測定することにより、変圧器異常診断および劣化診断を同時に実施する技術の開発に成功しました。受変電設備の安定的かつ効率的な運用への貢献が期待される技術についてご紹介します。
-
インタビュー 2019.08.19
- 電気・ガス・水道・熱量の共同検針を可能にする自動検針システムの開発
- 従来のスマートメーターで自動検針が可能なのは電気のみでしたが、今回開発したテナント検針システムでは、ガスや水道の共同検針に加え、熱量の検針も実施できる開発を行いました。多方面から検針業務の効率化に寄与する新たな技術をご紹介します。
-
インタビュー 2019.04.10
- エネルギーリソースのメーカーや機種に依存しないディマンドリスポンス制御装置の開発
- メーカーや機種に依存せずに太陽光発電や蓄電池などの需要家側に導入される小規模エネルギーリソースを遠隔 DR 制御する仕組みを実現するための機器であるDR 制御装置を開発しましたので、ご紹介します。
-
インタビュー 2019.01.08
- IEDを活用した自動開閉器用遠方制御器の開発
- 発展途上の国や地域では、安定した配電系統ネットワーク環境が整っていない場所も多く存在します。そのような海外への配電自動化システム導入に向け、新たにIEDを活用した制御器を開発しましたので、ご紹介します。
-
インタビュー 2018.10.01
- 半導体パッケージの熱変形検査技術
- 半導体パッケージの熱変形の特性を正しく検査・評価できる装置の需要拡大に伴い、より正確に、より人的コストのかからない方法での計測を可能にした熱変形検査装置を開発しました。その経緯をご紹介します。
-
インタビュー 2018.07.02
- EV用パワーコンディショナ(V2H)の開発
- 電気自動車やPHVは自動車として普段活用する以外に、住宅向けの電源・非常用電源としての役割も期待されています。この流れを受け、住宅内への電力供給が可能な小型V2Hを開発・製品化しましたので、ご紹介します。
-
インタビュー 2018.04.05
- エコ.Web5LiteG
- 社会の電力に対する意識の変化に伴い開発された、電力の使用状況をクラウド上からリアルタイムに確認できる高圧需要家向けゲートウェイ装置「エコ.Web5LiteG」。その経緯と、これからの可能性についてご紹介します。
-
インタビュー 2018.02.28
- パームヤシ脂肪酸エステルを用いた変圧器絶縁油のレトロフィリングに関する検討
- 環境に配慮した絶縁油やその関連技術に関する研究開発の中から、エステル油の一種であるパームヤシ脂肪酸エステル(以下、PFAE)を用いた変圧器のレトロフィリングに関する研究をご紹介します。
-
インタビュー 2017.09.01
- 携帯通信システムの開発
- 高セキュリティで安定的かつコンスタントにデータ送受信を行える通信システムづくりを目指して、2009年より取り組んできた数々の研究開発の中から、「LTE回線を使用した携帯通信システム開発」についてご紹介します。
-
インタビュー 2017.04.03
- 再生可能エネルギーによる安定的な 電力インフラを構築する
- 従来の火力発電を中心とした集中型電源から分散型電源へのシフトに向けて、起こりうる新たな問題・課題を解決し、配電系統を安定させる制御手法を確立することを目標とした様々な検証事例をご紹介します。
-
インタビュー 2017.04.03
- エポキシモールド機器の最適設計に向けた 応力緩和解析
- 安全性やCO2排出量に配慮した電力機器へのニーズが高まる中で、成形(製造)環境の効率化もまた求められています。東光高岳が取り組む、最適な設計・製造条件を設定するための解析技術の研究をご紹介します。
-
インタビュー 2017.04.03
- 電力用モールド機器向け 植物由来エポキシ樹脂の開発
- 電力用モールド機器の更なるグリーン化を実現するために、材料そのものの環境負荷低減への貢献を推進しています。研究の中から「電力用モールド機器向け植物由来エポキシ樹脂開発」への取り組みをご紹介します。