省エネ・監視・制御・EMST-STEP BEMS(T-Green BEMS)
T-STEP BEMSは、エコ.webなどの計測機器あるいは中央監視システムが取得した計測・計量データを集約し、建物の使用エネルギーを24時間モニタリングすることで、エネルギー管理にかかわる業務をトータルでサポートするシステムです。
※大成建設株式会社様共同開発、T-Green BEMSは大成建設株式会社の登録商標です。
特長
エネルギーの見える化
・利用者の視点に立ったわかりやすいエネルギー見える化を実現します。
・社内の執務者PCから見える化画面を閲覧可能で、ビル全体の住居者が節電参加できるBEMSです。
・本BEMSは一般の執務者向けの見える化画面と管理者向けエネルギー管理画面を提供します。
・BACnet通信により、他社システムで取得の電力量データを収集・解析することも可能です。
製品説明
エネルギー分析グラフ表示機能
各種グラフ表示。(トレンド/バー/積層/累計/散布図/ヒストグラム 他)
他種別のグラフを組み合わせによる2軸表示。(相関分析や過去データとの比較表示)
帳票出力機能
計測データを帳票(日報/月報)としてExcelファイルに出力・保存。
換算係数による単位変換表示と演算式入力
換算係数を設定することで、各計測値をCO₂や原油などに変換・グラフ表示。演算式を入力して、熱源COPなどの指標値を算出しグラフ表示、帳票出力。
デマンド監視機能
30分間の需要電力(受電電力量)が契約電力量を超えないように監視。
改正省エネ法対応
改正省エネ法に対応した電力需要平準化評価原単位の算出も可能。
システム構成図1 (STiNCによるデータ収集)

システム構築図(中央監視システムのデータを取得する場合)

定格・仕様
- 最大ユーザーID数:100
- 最大管理点数:10,000点
- 最大データ蓄積期間:10年間
- STiNC最大接続数:500台
- クライアントPC最大同時接続数:100アクセス
サーバ(サーバ兼管理PC)環境
- OS:Windows Server 2016
- CPU:Intel(R) Xeon(R) E-2124 CPU @3.30GHz以上
- メモリ:8GB以上
- 空き容量180GB以上(データ蓄積期間:10年間)
データ収集の通信方式
- STiNC・STiNCⅡのTCP/IP通信(コマンド通信)
- BACnet (IEIE・J・P・0003・2000-a、IEIE・J・G-0006・2006-a)IPv4のみ対応
クライアントPC(執務者PC)環境
- Windows10/Windows Server 2016(64bit)
- CPU:1GHz以上
- メモリ:1GB以上
- プラウザ:Microsoft Internet Explorer 11、Google Chrome(※77.0.3865.90時点)
- 表示解像度:1280×1024以上、推奨1920×1080
- Office Excel2013以上
※: Google Chromeのバージョンは、検証で使用したバージョン。
Google Chromeは頻繁にバージョンが更新されるため全バージョンでの動作を保証は致しません。